ご挨拶にかえて【有りものではない暮らし】

一年半ほどまえに、はじめて自分の力で車を購入しました。
それまでの私は、車を移動手段のツールとしか捉えておらず、ずっと父のお下がりだの、姉のお下がりだのを譲り受け、それで満足していたのです。勿論、その車たちは十分な仕事をしてくれましたし、それなりに愛着もありました。
ところが、なんということでしょう。自分でディーラーに出向き、色を決め、装備を決め、納車の運びとなった、ちいさな青い車のいとしいことといったら!(当然ながら、高級車などではありません)
それからというもの、駐車場にちんまり停まった姿を見てキュンキュンし、運転しながらうきうきし、点検に出しに行くのすらしあわせなのです。
間に合わせのものでなく、「自分の取って置きのお気に入り」を選ぶことが、かくも人を幸福にするのだということを、恥ずかしながら改めて知りました。
あなたは、自分の暮らしを「有りもの」で済ませていませんか?あなたの暮らしが「取って置きのお気に入り」で溢れるように、お手伝いできたら幸いです。
大場美子



